セージ

●英名:Sage
●学名:Salvia officinalis L.
●科名:シソ科の多年生草本
●原産地:地中海沿岸
●主産地:ギリシア、トルコ、ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、アルバニア、イタリア、ドイツ、スペイン、モロッコ

 セージの原産は地中海沿岸で、シソ科サルビア属の多年草である。草丈は25cmくらいのものから1m以上になる大型種まで様々である。古代ギリシア・ローマ時代にはすでに栽培されており、主に薬用植物として利用されていた。
 スパイスとしては葉を利用する。良品とされるのは、芳香が強く、葉の色が灰緑色のものである。乾燥させたセージの中には、まるでカビが生えたような銀灰色のものがあるが、これは良品である証拠なのである。

セージの香味と利用法

■セージには強い芳香がある。この芳香が、魚介類や肉類の臭み消しに効果を発揮する。特に脂肪の臭いを消す効果が抜群のため、豚肉や挽肉料理などには最適である。その中でも、ソーセージには欠かせないスパイスで、ソーセージの名前の由来も、ソー(豚肉・豚肉の塩漬)+セージからきている。
■セージのパウダーまたは乾燥させた葉は、挽肉料理やレバーなどのマリネに利用し、ブロック肉の場合は、葉や小枝を突き刺して調理する。セージの芳香は強いため、使い過ぎには注意する。

セージの薬効

 強壮、消化促進、風邪、口内炎、尿路結石、月経痛や更年期障害などの婦人病、切り傷などに効果があるとされる。また、最近の研究では、セージには女性ホルモンが含まれているとの報告もある。

セージの栽培

■種子、株分け、挿し木のいずれかで栽培する。播種の場合は露地では4〜5月頃、挿し木の場合は3〜4月頃行う。
■温暖な気候で日当たりおよび水はけがよく、肥沃な粘性土壌を好む。栽培は比較的簡単であるが、除草はこまめに行うこと。
■葉の収穫は、開花直前がよい。収穫後は、約一週間ほど日陰で乾燥させる。